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| 音作りはピックアップかエフェクターか・・・ |
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2004.03.22 |
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手持ちのフェルナンデスストラトのEMGピックアップはあくまでもストラトの音を模倣しているだけであって、良く聴けばストラトの音とは言い難い面がある。中音は自信を持ってストラトだと言い張れるんだが、低音と高音、特に高音はレスポールに近い感覚がある。 この頃KISSバンドの助っ人をしているから、ハムバッカー系ギター(借り物フライングVで先日ディマジオを装着した)を弾いている事が多い。ストラト音が好きで長年それを使っていて、スタジオ練習では未だにハムバッカー系のアンプ&エフェクターのセッティングが定まらず満足な音になってくれない事もあって弾いていても気持ち良くない。 ハムバッカー系の音が嫌いではないし、パワーがあるから適当なセッティングでもサスティーンが得られハードロックには適していると思うが、リッチー・ブラックモアやイングウェイのストラトの軽快な音を聴くと「嗚呼、やっぱり重い音だなぁ」と感じてしまう。これはEMGピックアップでも感じる。 手持ちのもう1本のフェンダーストラトはノーマルピックアップだから当たり前のようにストラトの音が出てくれるがいかんせんパワーがない。17年前のギターだからマグネット自体の力も衰えていきている筈で、たとえマーシャルアンプをフルゲインで運用しても高音は実にペナペナ。ブルース系の泥臭い音楽には向いているが、速弾き主体のハードロックには全く向かない。 Led Zeppelinの80年のライブでジミー・ペイジがストラトキャスターを使っている曲があり、その音にかなり近い。80年のライブ音源は海賊盤でしか出ていないが、彼の奏でるストラトの音は本人の好みのセッティングなのかもしれないが、聴いている方が恥ずかしくなるくらい中途半端な歪みしか得られていない。 これは大御所ジミー・ペイジだから許せる音質で、ただのアマチュアギタリストがライブハウスでそんなペナペナ音でハードロックをしてみなさい!。単に下手に聴こえてしまうだけ。 そんな事で最近ピックアップを交換するしかない!、と決心し、インターネットで色々と情報を漁っている。リッチーはシェクターのF500を使っているとの事だが、お値段を見たらぶったまげ。それに類似するピックアップはやっぱりダンカンSSL4やSSL7。 またディマジオならVirtual Vintage SoloってのがSSL4の性格に似ているみたい。これらはパワーは通常のストラトの倍程あり、高音を絞り、中央、低音をブーストされている設計のようでリッチーっぽい音は出るに違いない。トーンセッティングはEMGとほぼ変わらないが、ダンカンにせよディマジオにせよれっきとしたシングルピックアップなのでEMGよりも確実に軽いサウンドになると考えている。 ところがだ、イングウェイが使用しているディマジオHS-3(もしくはYJM)を調べてみると、あんなにギンギンに歪んだ音なのに数値はディマジオピックアップの中で出力が一番低く、ノーマルのストラトキャスターのピックアップと変わらないんだな。イングウェイはどこぞのメーカーの歪み系をエフェクターを使っていて、あのギンギンストラト音はピックアップよりも歪み系エフェクターの方の影響の方が強い気がする。 そう思うと、だったら別にピックアップを交換する必要ないじゃんって思ってしまうんだな。と言うのもオレも歪みはアンプに頼らずにエフェクターを使用しており、しかも歪み系では最強のパワーなんじゃないと思っているBOSSのMD-2をメインに使っている。 このMD-2はゲインの他にブーストつまみも用意されており、またトレブルとベースの独立したトーンコントロールもある。このブーストつまみとトーンコントロールってのが曲者で音質を変えるよりもブースターの役割の方が強い。特にベースを最大限に持ち上げるとまるで爆音。 これに8バンドのイコライザーも使っているんだから、良く考えるとハンバッカー並、大げさに言えばディマジオの最強ハムバッカー、Super Distortionクラスの音質、パワーを持った信号がアンプに入り込んでいるって事になる。 リッチー・ブラックモアのようにアンプ直付け、歪み系のエフェクターを使わないギタリストはピックアップそのものの出力が高くないと気持ちのいいディストーションサウンドは望めないが、オレのようにギターとアンプの間にブースター的役割を担うエフェクターが幾つもある場合、特にピックアップの出力やトーン特性は気にしなくていいって事にならないかなぁ?。 まぁエフェクターを挟めば挟むだけノイズが出るし、ブーストすればする程ギターがハウっちゃう訳だが、前者はノイズゲートでノイズをカットすればいいし、後者はエフェクターだけのせいでもなく、むしろボディのせこさが原因である事が多い。 スウィープ練習の録音音源をもう1度聴いて頂きたい(Mr Crowlyは別テイク)。ギターは出力弱小のノーマルピックアップのフェンダーストラトを使っていて、2つの音源とも歪ませたいだけ歪ませている。
そして下の音質はトレブルも上げて、今度はリッチー・ブラックモアを目指してみたが中音がちょっと弱かったようでどちらかと言うとゲイリー・ムーアやジェフ・ベックっぽい音になっている。
あぁ、そうそう比較データが欲しいよね。ではこちらを聴いて頂こう。下はMD-2の代わりにマーシャルアンプ音を再現すると言われているGV-2で歪ませている。こちらが本来のストラトの枯れた音で、コンプレッサーを使ってはいるがサスティーン、音の伸びを比較して頂くとパワーの無さが理解出来ると思う。 ※録音状況が異なっているので音の大きさ(レベル)では判断しないで欲しい。あくまでも音の伸びを聴いて欲しい。またスウィープ練習の上の2つの音源はリアとフロントピックアップを使い分けているのでフロントピックアップ部分で甘い音だと勘違いされないように。
ちなみにEMGピックアップ搭載のフェルナンデスストラトではボディのせいもあろうが中音、低音モッコリの音源の音質は再現できるが、下のトレブル重視の音質は全く再現出来ない。 参考にフェンダーストラトでのエフェクターセッティングのままEMG搭載のフェルナンデスストラトに持ち替えてみると下の音になる。録音レベルを上の音源よりも下げているにも関わらず低音、中音が太いので音源自体歪んでしまっている部分もある。反面、高音が弱いのがお判りになれるかと。
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