セッティングを変えたので試奏してみる

2004.04.02

ちょっと前からエフェクターとアンプのセッティングを変えている。ストラトキャスターがよりストラトキャスターの音になり、さらに気持ちよく潰れ、それでいて汚い歪みではない音。単純に言えばイングウェイのストラトっぽい音にしてみたんだ。

イングウェイはディマジオのHS-3もしくはこれを元に若干の改良を施したピックアップを使っているが、実はこのピックアップ、数値特性を見る限り、普通のシングルコイルピックアップであり、オールドフェンダーを模倣したピックアップよりも高音がカットされている低出力タイプ。

シェクターやダンカンの高出力ピックアップを使っているリッチー・ブラックモアの音質と比較すると意外と似た音を作りやすい。

そしてそのお気に入りの音が下。フェンダーストラトキャスターを使って、アンプ(15Wトランジスタアンプ)とエフェクターは以下のようにセッティングしている。

SD-1 Level->10, Tone->5, Drive->2
GV-2 Gain->10, Bass->0, Deep->10, Mid->0, Treble->4, Level->7
AMP Treble->5, Mid->2.5, Bass->2

※今回、時間が無かったのでウォームアップせずに、えいゃ〜と弾いているだけでノイズやミストーンがガンガン入っている(言い訳モード爆走中)

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フェンダーストラト
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フェンダーストラト

当初、イングウェイの音はフロントピックアップでかなり甘い音を出していたのでアンプのベースやイコライザーでベースを上げるセッティングにしていたが、それを行うとどうも低音では音が潰れ過ぎ、またリアピックアップにした時にちょっとイングウェイとはニュアンスの異なる音になってしまう。

そこで試しにミドルを下げていわゆるドンシャリ音にしてみたが、それでもなんか違う。だったらベースも下げちゃえ〜と。するとかなりイングウェイっぽい音になり、ヘェ〜と自分でびっくりしている次第だ(イングウェイの場合、もうちょっとトレブルが強くてベースが弱いのかな?)。

エフェクターはBOSS MD-2、DS-1のディストーション系も試してみたが、似たような音が作れる。でもより真空管っぽい音がするのはやっぱりMarshall GV-2とBOSS SD-1のコンビだった。別に真空管愛好者ではないが、スタジオでローランドのJCを使ってからと言うもの、あのギンギンサウンドがすっかり大嫌いになり、今は真空管特有のマイルド音がお気に入りなのだった。

以前ある掲示板でイングウェイの音が作れなくて困っているって人がいて、多くの人が「ピックアップをHS-3に交換するしかない」とか「イングウェイが使っているディストーションを使え!」と助言していたが、この音じゃ駄目なのかなぁ。イングウェイマニアって完璧にイングウェイの音にならないと不愉快なのか?。

さてさて、セッティングを変更したら他のギターでもテストせねばなるまい。そこで手持ちのギターでも早速録音。上記音源と同じく、えいやぁ〜モードでノイズ、ミストーン連発だが、ライブ音だと思って聴いて頂きたい。

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フェルナンデスストラト
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エピフォンフライングV
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エピフォンフライングV

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グレコレスポール
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グレコレスポール

フェンダーストラトの音だけは軽い音だから違いが判るが、他の3本はこのネタを書くに当たって幾度も聴き返していて耳が馬鹿になっているせいか、あまり違いが判らない。1つだけ言える事はこの3本には粘りがあるって事。

良く「粘りのあるサウンド」って表現される事が多いが、今までこの「粘り」って何だろうと首を捻っていたが、最近になってなんとなくこの言葉を理解出来たつもりでいる。この3本、特に高音部でのチョーキングを聴いて頂けると、ピッキングした後もずっと音が持続している。持続していると言うよりも電気的に無理して音を伸ばしている、そんな風に聴こえるんだ。こればいわゆる「粘り」なのではないかと。

フェルナンデスストラトは何度も過去に書いてある通り、ストラトとレスポールの中間の音を出すが、やはりレスポールに近い粘りがある。ただこのギターの欠点はEMGそのものの特性なのか、ボディのせいなのか、フロイドローズのブリッジのせいなのか、高音がレスポールやフライングVよりも出ず、篭った音がする。中低音はストラトっぽい軽快な音だけに実に残念。まぁこの音こそがTOTOのスティーブ・ルカサーの音だからフェルナンデスに文句を言っても仕方がないが・・・。

レスポールとVの2本は相変わらず似たような音がしているが、Vはフェルナンデスストラトの音に近く、それよりも甘くて太いのがレスポール、そんな印象を受ける。

さて、「粘り」について。実はこのハムバッカー系のこの粘りの音がどうも好きになれない。ジミー・ペイジごっこをしている時のように少ない歪みの中での粘りは実に最高なんだが、このように歪みが十分の状態で粘られてしまうと、上述した通り、無理に電気的に音を伸ばしている風に聴こえてしまうんだ。

しかもシングルコイルよりも高音が響かないからどうしても篭った音になってしまう。普通のシングルコイルのフェンダーストラトの場合は無理に音が伸びていると言った印象は無く、ピッキング直後が一番音がはっきりしていて時間の経過とともに音が自然に衰退していく感じがするんだ。あくまでも個人的な感覚でしかなく、言葉で説明しづらいんだが、お判り頂けるだろうか?。

まぁ何はともあれ、当分はこのセッティングでギターを弾いていこうと思っている。メインギターは勿論フェンダーのストラトだ。GV-2との相性が一番いい気がする。

   



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